【どんぐりばなし】vol.01「みんなの草壁家」(前編)
【どんぐりばなし】では、どんぐり共和国のものづくりへのこだわりや想いをご紹介いたします。
第一弾は「となりのトトロ みんなの草壁家」です。どうぞお付き合いください。
サツキとメイが引っ越してきた、“お化け屋敷”みたいな草壁家の新しいお家。
たくさんの不思議な出会いのはじまりの場所となった、印象的なお家がミニチュアハウスになりました。
ミニチュアと言ってもなかなかのボリュームです。間取りがわかるように屋根も取り外しでき、じっくりいろんな角度から観察できます。
窓や扉が開閉できたり、部屋の電気を付けられたりと、ギミックも盛りだくさん!
このコラムでは、商品開発の裏側のお話を交えながら、「みんなの草壁家」に込められたこだわりと想いをお届けします。
商品名:となりのトトロ みんなの草壁家
価 格:48,400円(税込)
発売日:2024年7月20日(土)
構想から2年。穴が開くほど草壁家を観察!
昔ながらの日本家屋に赤い屋根の洋館がくっついた、独特の趣が感じられる草壁家。
一番苦労したのはやはり原型制作でした。映画やたくさんの書籍、ジブリパークの「サツキとメイの家」で穴が開くほど草壁家を観察し、頭の中で草壁家を歩き回ったり、何度もサンプルを作っては繰り返し、開発期間2年をかけて、やっと今の原型ができたそう。
触って・のぞいて・見つける楽しみを
原型に苦労しつつも、ただの建築模型ではなく手に取ってくれた人を楽しませたい!という気持ちがあふれだした開発チーム。扉や窓を開けられるように、手押しポンプも動かせるように、明かりがともせるように、ほかにも触って・のぞいて・見つける楽しみもたくさん詰め込みました。
長い間誰も住んでいなかった古い家を表現するために、雨どいを歪ませたり、瓦が少し日焼けしていたり、造形や着色でのエイジング加工も施されています。
製造現場での彩色風景。細かなところや微調整はひとつひとつ手作業で行われています。こうやって「みんなの草壁家」が生まれていくのですね。
後編では「みんなの草壁家」のワクワクする仕掛けをちょっとだけご紹介します。
(後編を読む)
最後までお読みくださり、ありがとうございました!